あれから一週間。
そして二日目・・・。
大好きな旅が始まる朝なのに、何となく気分がすぐれない。前回の旅の続きって事は、乗ってる時間の10倍も駅で待ちが有るという不思議な不思議な旅だから。あれっ?仙台駅に着いたけど、部長がまだ来てないなあ・・・。
プルルルー。プルルルー。携帯が鳴った。
部長「おはよう。あのさ、今日は会議で行けないから。よろしく~。劉備館駅からだろ?」
桃太郎「え、あ、は、はい。劉備館からです。直接劉備館まで行って良いんですよね?」
部長「うん。良いよ。そこから鳴子温泉までね。」
桃太郎「了解です。」
え、とかゴモってるけど実際はあまり驚きもしなくなってます。多少の事では。だって今回は何をすれば良いのか分かってますから。下調べもしてきてましたから。うーん、すでに仙台駅で意気消沈してるなあ。うーん、いかんいかんかなりやさぐれてきてた。気持ちを切り替えよう。
さて前回と同じ南三陸に乗ってまずは、小牛田駅だな。一人だから楽しく駅弁でも食べながらゆっくり旅しようか。プリッツも買わないと。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、小牛田駅でーす。
駅弁を食べ終わるか食べ終わらないか位の時間で着いちゃう快速(約30分)。もう小牛田駅だ。ここからの電車の発車時間も前回と全く同じ。前回は北浦駅に向かってましたね。今回は劉備館駅に向かいますよー。34分掛かります(下調べしてるから自身満々)。小牛田駅のホームの売店でジュースゲット。旅らしくなってきましたね。待ち時間少ないですからすぐに移動移動。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、有備館駅でーす。
ふー、初めて電車の旅をしてるって感じがしました。広―い大崎平野をのどかに電車が走る。しばらく田んぼの中を走ると大きな街に入る。古川市内に入ったのだ。さらに電車は市街地を後にしてまた田んぼの中を激走していく。やがて先日訪れた各駅々に順に停まっていく。電車は約30分間掛けてゆっくりと桃太郎を城下町に案内する。うーん、何だこの恥ずかしい文章は。さて、ここからは厳しい旅になるぞ!気合を入れよう。
有備館駅に到着。おー、これはすごい駅だ。まさに城下町の美観を壊さない駅舎だ。屋根とかアルミなんだけど、色がそれを感じさせない。うーん。これは写真に撮って皆に見せたいなあ(デジカメ持ってませんので掲載は出来ません)。今日は暖かいなあ。まだ10時半、平日の午前中にも関わらず、木漏れ日が差してて癒されます。
アイス?
食べたいけど、体が冷えるから今日は止めておこう。
まずは、正面にある武家屋敷「有備館」に行ってみよう。
入園料?
おー、安い安い。入りますよー。うぉー、すごーい。入り口付近は狭いのに中は広々―。
おっと、沼か?
おーーーーーー!
鯉?
これって鯉???
何だこの量は?
つづく