部長の友達旅人Kとの出会いから始まった今回の企画。夢のような話が、今後どう発展するか。
部長「でだな、今回の企画なんだが、今回はその周遊切符で遠くに行ってみようじゃないかって企画だ。」
桃太郎「何だか長い割には中身が無い企画ですね。つまりは夢のような切符が手に入ったのでまずは何処か行こうって感じじゃないんですか?」
部長「まあズバリその通り。じゃあ来週行くからな。」
桃太郎「来週?年末ですか?12/20?厳しくないですか?」
部長「まあ、今回はどんなもんかお試しの旅だから温泉でも行こうよ。」
桃太郎「温泉?ゆっくり?い、いーですね!実は結構温泉好きなんですよ。」
部長「だろ?桃太郎もたまにはゆっくり旅も良いぞ。周遊切符有るんだから、時間気にせず旅出来るんだから。」
桃太郎「部長!今回は優しいですね。周遊切符になると優しくなるんだろうか?」
旅人K「では来週ですな。楽しみですね。うひゃひゃ。」
こうして周遊切符を利用しての旅が始まりました。目的地は相変わらず来週まで内緒なんだろうけど、温泉て何処かな?た、楽しみだな。
一週間後。
いつもなら旅って聞くと、半分ドキドキ、半分不安という気持ちだった。今日は何をさせられるんだろう?過酷なんだろうか?反面、何処に行けるんだろうか?何か面白い物が見られるかなと複雑な朝を迎えていた。しかし今回はワクワクの早起きだ。
桃太郎「おはようございます。部長、今回はあまり朝も早くなくて良いし、温泉に行ける。これって周遊切符のお陰ですかね。」
部長「そうだな。旅人Kにも感謝だな。」
旅人K「そうですね。さて、これが昨日私が購入しておいた周遊切符です。」
桃太郎「おーすげー!」
部長「では、そろそろ出発するか?と言うか企画発表するかな。」
桃太郎「おー、緊張するっす!」
部長「今回は、以前桃太郎が行ってきた、陸羽東線に乗って鳴子温泉に行く。」
桃太郎「鳴子温泉?前回温泉にも入れないのに過酷な旅をさせられたあの路線ですね。でも今回は温泉かあ~!今日も底冷えするので最高に温泉に行きたいです。」
部長「良し、では出発。」
つづく