陸前高砂駅に到着。仙石線は福田町を出発すると七北田川を渡り左にカーブ、約2分で陸前高砂に着く。駅に到着して、あれ?何か風景が違う・・・。んっ?自動車学校が無い!いつからなんだろう??結構名物(俺だけ?)だったのに、またまた淋しいですね。
改札を出るとすぐ正面に国道45号線。でもそこに行く前に駅前商店街?が有る。地元の人や電車を降りてきた人が利用するのだろう。うーん、今までの駅もそうだけど、駅前って感じじゃないんだよなあ。
華やかさ?
便利性?
考え方は色々有ると思うけど、駅周辺では買い物をしないって事なんだろうか?駅ってキオスクが有ればほとんどの用は足りてるんだろうな。お店の来客層が車が中心という考え方により郊外の大型ショッピングセンターがたくさん出来てしまって、駅ってただ乗り降りするだけのものになってしまったんだな。通勤通学以外では完全に車社会になった事を意味してるのかもしれない。今の人は電車の旅なんてしないんだろうし、電車って車社会では便利なものではなくなってきたんだね。駅の商店街見ただけで時代の移り変わりを考えさせられてしまったなあ~。
さてさて次の駅に進みましょうか。次の停車駅は中野栄駅でーす。
中野栄駅に到着。ついにやってきました!!桃太郎が小学校時代に地域住民の強い願いから出来た駅です。中野栄駅が出来るまでは、地域住民の最寄りの駅は、自転車で30分の陸前高砂駅か同じく25分の多賀城駅しかありませんでした。どちらにしても最寄りの駅とは言えない距離。この駅が出来た時には地域住民皆大歓迎でした。
春の写生大会では皆で駅の絵を書きに行った思い出も有ります。さらには通学に10年間利用した本当に思い出深い駅なんです。但し、いまだに悔しいと思うのは、この駅には快速が停まらない事!学生時代、快速の停まる駅からくる友達が親友だった。彼は桃太郎の為に、快速には乗らず、次の各駅停車で一緒に帰ってくれた。
いい話?
いやいや、俺にとっては後ろめたい毎日でした。何で中野栄には快速が停まらないんだ?彼が優越感に浸っていたかは定かではないが、桃太郎に劣等感があったのは間違いない。うーん暗い人間だったんだな。さてさて旅してるんだし暗い思い出蒸し返してもしかたがないから、久しぶりに周辺を歩いて見るかな。
中野栄駅の改札は二階にあって南北に降り口が有ります。南は、国道45号線、北は住宅街です。北には仙台育英学園が有ります。北側は以前と大きな変化は見られないが、南側はあまりの変化に昔どうなっていたのか思い出せなくなってしまった。当時駅の周辺に在ったお店なんてコンビニ「パンプキン」だけだったし、あとはブックス「なにわ」くらいだったもんなあ。学生時代は結構不便な駅だと思っていたのに、今はアパートを周辺に借りたとしても何不住無く暮らせる程に発展してる。逆に昔遊んでた田んぼや堀が全く無くなったのが少し残念だなあ。おっと感傷に浸りすぎてるぞ!あれ?もう14時だ。名残惜しいけど旅続けないとな。太陽がかなり傾いてきた。やばい!!
さてさて次の駅に進みましょうか。次の停車駅は多賀城駅でーす。
つづく