東大崎駅ここにも一時間居るんですよね。
もう15時過ぎ。すでに薄暗いです。
もうすぐ日没ですから当たり前です。
一応駅周辺の住宅街を散策してみましたが、何も有りませんでした。商店が一つ有っただけです。ちょっと広めの駅前、でも誰も居ない。うーん、こんな事を言っては地域の人々に失礼ですが、やはりちょっと怖いです。でも、ここで旅の出会いが有りました。一人のおばあちゃんが次の電車に乗ると言って駅舎に入ってきたのです。それから約30分間ずっとおばあちゃんと孫の話をしてました。うーん。救われた。だって本当に怖かったし、寒かったから。おばあちゃんありがとう。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、西大崎駅でーす。
西大崎駅に到着。うえーん。ここは完全に田んぼのど真中じゃん。しかも、周りは完全に暗くなってきてる。元々鉄道オタクですから、線路に下りてレールに耳を付けたい衝動に駆られます(そういう造りの駅なんです)が、それは晴れた日中にはやりたくなるでしょうが、今は全く無理です。それに、女子高校生しか降りませんでしたが、今は全く見えなくなってしまいました。現在16時半。駅名の看板の明かりの前でじっと一時間待つしかありません。何も見えません。うーん、仙石線の旅でもそうだったけど、もうリポート出来ないよなぁ~。部長に電話してみるか(一人が寂しいかったりする)。
桃太郎「すでに薄暗くなってきてますが、何処まで行けば良いでしょう?」
部長「そっちはもう真っ暗だろ?うーん、次の岩出山駅で今日はあがりで良いよ。」
桃太郎「そうですか(ホッ)。分かりました。」
次で終わりと聞いて安心したものの、待ってる時間はとても長い。風はあまり吹いてないから、極寒の寒さでは無いけど、地面は多少凍ってきている。遠くから明かりが見えてきたけど、電車が中々近づいて来ないなあ。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、岩出山駅でーす。
岩出山駅に到着。ちょっと涙が・・・。ずいぶん都会の駅です。駅前も本当に賑やかです。お店の看板が目に眩しい位です。本当に安心するなあ。もう17時半かぁ。すっかり真っ暗になってはいますが、一応散策します。おー、駅前には小型の電気機関車が有ります。Nゲージの貨物を構内で並び替えする時に使う小型の電気機関車と一緒(知ってる人は知ってます)です。駅舎から出て見ると、隣は資料館「ポッポランド?」になってるんですね。昔の鉄道で使ってた物全てが飾られてます。もう少しゆっくり出来る時に来たかったなあ。一通り駅前を散策して来ました。最後に部長に連絡。
桃太郎「部長、岩出山駅を散策してきましたが、もう帰って良いですか?」
部長「おう、ご苦労さん。今日は終了ね。次回は追って連絡するから待ってて。」
桃太郎「はい。お疲れ様でした。」
さあ、一日目終了です。
鳴子はまだまだ遠い・・・。
本当は、あと6つ行けば着くのになあ。
つづく