結局タクシーにも乗れず、遠くの川渡温泉までも行けないと言う中途半端な結果になってしまいました。あれ、もう薄暗くなってきたなあ。もう16時前になってる。前回はこの時間は、東大崎駅でおばあちゃんと会った時間だなあ。おばあちゃん元気かなあ。ってまだ先週の話なんだけど・・・。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、鳴子御殿湯駅でーす。
鳴子御殿湯駅に到着。いよいよあと二つで終わりだ。少し淋しい気もするけど、すでに16時前、まずは早く旅を終わらせたいな。まずは、駅に降りてみる。駅舎が洒落てる。雰囲気は出てるな。かなり大きな待合室が有りますよ。うーん、かなり新しいけど、立て替えしたばかりかな?駅舎から出て坂を下ると道路に出る。
ここは、温泉地だ。完全に温泉客用の駅になっている。先程の川渡温泉駅のようにタクシーを使う人も居ないようだ。調度この時間帯は温泉地に行く人が多く降りた。殆どの人は旅館に歩いて向かっている。
うー、桃太郎も温泉に入りたいですね。この駅は温泉地では有るんですが、温泉以外のお店が近くに有りません。とりあえず、江合川の方に出てみました。薄暗いから景色は見えにくいけど、山には雪もある。そう言えば、気温もかなり下がってきてる気がする。
さて次の駅に向かいましょう。次の駅は、鳴子温泉駅でーす。
鳴子温泉駅に到着。着いたー!うーん、硫黄の香りがプンプン、さすが温泉街。で、やっぱりかなり寒い。駅前に出てみると、右にはタクシー乗り場は有るけど、お店まではちょっと離れてる。やっぱり駅前散策はしたいよね。温泉街だからお土産も買わないとね。時間も一時間以上有るし、全部見て回ろう。もうすっかり真っ暗な空、雪も降ってきてるけど駅前商店街の明かりが有るから不安も有りません。温泉にゆっくり入れないのが悲しいけど・・・。
さて一通り回ったので部長に報告報告。
桃太郎「鳴子温泉に到着して、商店街の店も全部確認しました。」
部長「おー、ご苦労さん。温泉には入れないな。」
桃太郎「ですね。ゆっくり入りたいけど時間も時間ですし。」
部長「そうだな。悪かったな。今日は早く帰ってゆっくり寝てくれよ。」
桃太郎「はい。では、お疲れ様でした。」
まあ、二回目ではありますが、やはり達成感はひとしおです。部長との会話中も「ご苦労さん。」と言われると嬉しくて何かが込み上げてきました。前回も始まった時はバタバタしてて自分を制御出来ない時間も多かったんですが、旅が終わると寂しさも感じてるんです。
仕事と言えば仕事だけど、旅が好きで始めた仕事だから満足出来るんだと思います。また次回も急に旅は始まると思うけど、この「旅の終わりの達成感」を忘れなければ、頑張れます!そうそう、帰り際、鳴子温泉駅前の足湯に足だけ入れて来ましたよ。
そして、小牛田駅に着いてびっくり。「あれっ、前回と同じ時間に小牛田駅に帰って来てる」。うーん、偶然かな。旅って色々な驚きを秘めてるね。奥が深いです。
完。